歯科矯正で八重歯を改善する場合、全体矯正を行うことが多いです。
八重歯には犬歯が前に大きく飛び出していたり、側切歯が後ろに下がっていたりするなど色々な形があります。
そのほとんどでズレている歯を戻せるスペースが確保されていないからです。
そのためまずは他の歯を移動させて、スペースを作った後にずれている犬歯や側切歯をそこに移すという流れになります。
どれくらいの期間がかかるのかは個人差がありますが、全体の歯を動かさなければならないので、大体1年から2年程度が平均となります。
ただ中には犬歯だけがズレていて、そこを元に戻せる場合もあります。
その場合は全体矯正ではなく部分矯正で事足りる可能性が高く、期間も数ヶ月や1年程度で済みます。
