食後すぐの歯磨きは、実は口腔内の健康を妨げる可能性があるのでよくありません。
例えば、酸性の強い食事を摂取した後にすぐに歯を磨くと、その影響で歯が削れてしまってエナメル質を失う結果になります。
頻繁に歯を磨いているのに、知覚過敏を発症させている人はこれが原因であることが多いです。
大人の場合は、特にアルコールを摂取した後にこの傾向が強いので気を付けなくてはいけません。
ビールやハイボールなど、炭酸系の飲料は口の中を酸性にしやすい傾向があります。
その状態で歯を削ると、そのときは綺麗な状態にできますが結果的に歯を削る要因になりかねません。
歯を磨くのならば、唾液の自浄作用が働く食後1時間以上が良いと判断できます。