出っ歯の人が歯科矯正を行うと、次第に歯が正しい位置に戻る過程で口元が後ろに下がります。
今まで歯の突出によって引っ張られていた口元の皮膚が引き戻されて余裕ができるため、たるんでほうれい線ができたように見えます。
また歯並びを改善するために歯科矯正を行った場合でも、老けたように見える可能性があります。
噛み合わせが良くなるにつれて、エラに過度な負担が減って顎の出っ張りがなくなると面長になり頬もコケたように感じます。
しかしこれは歯科矯正で老けることとは関係ありません。
本人が顔まわりの変化に追いつかず、見慣れていないだけです。
周りからはほうれい線やコケた頬は気にならず、スッキリした口元ときれいな歯並びが見えています。
