虫歯や歯周病などで生じる口臭は、生活習慣にも大きく関係しています。
口臭になる原因の多くが歯周病と舌苔(ぜったい)とよばれるものです。
舌苔とは舌の表面にできる白い苔のような汚れで、ストレスや免疫低下、唾液の分泌量の低下などによって発生します。
唾液は、食べ物を噛んで唾液腺が刺激されたときにも分泌されるのですが、よく噛まずに食べたり、あまり顎を使う必要のない加工食品のようなものばかりを食べていると、分泌量が減ってしまいます。
よって、ストレスを上手に発散させ、免疫低下につながるような暴飲暴食や睡眠不足にならないように気をつけ、ゆっくりと時間をかけて良く噛むという規則正しい食生活を心がけることが口臭予防につながるといえます。